10月になりました。
7月末までの梅雨から一転、8月は暑い毎日となり、9月に入ると一旦涼しくなったものの、暑い日と台風などであっという間に時間が過ぎ、気が付けば過ごしやすい毎日の10月初旬です。
富士山に雪が降るとその年はもう台風が来ない、という言い伝えがあることを以前どこかで目にしました。
今年はこのまま冬に向けて天候穏やかにいくのであれば、コロナや気候の影響で弱っている体をやすめるいい時期になります。
最近まで、患者さんたちの体をみていると体が休まっていない人が多かったので、ここで一息つけると安心です。
一方で、秋以降が例年通りであれば、空気が乾燥して風邪をひきやすくなる季節です。
先日までの暑さの余韻と湿気の多い印象から、水分摂取が疎かになっている人は、意識して水やお茶などを飲むようにしてください。
少し気になっているのが、頭の疲れ、気疲れ、そういう方が増えているような感じがすることです。
少し話がそれますが、約3か月前から、髪の毛が生えるのではないかということで頭に鍼を打つようになり、それをきっかけにいろいろ調べるようになりました。
そして、刺鍼によって頭皮のみならず脳の血流までもがよくなる、ということがわかってからは、抑圧的なことが多い毎日を過ごすこれから私たちの生活の中で問題になっていくことへの対処法として、施術がとても有効であると考えるようになりました。
ウツ、寝不足、過労、そうしたことへの対処法として、鍼もそうですが、マッサージや気の働きかけなども組み合わせることにより、頭のみならず体全体の筋緊張の緩和、気持ちが落ち着く、呼吸が楽になる、睡眠が深くなる、元気になる、などの効果が期待できることがわかってきました。
人によって効果の現れは様々で、まだ検証途中ですが、時折患者さんにご協力いただきながら確認しているところです。
そのおかげもあって、施術の幅がかなり広がってきています。
こうした中で、私がいままで意識してこなかったことにも気づけるようになり、精神的な疲れをため込んでいる人が増えているように感じているのかもしれません。
どちらにせよ、これまで以上に先の見通しが立たない時代に生きている私たちは、自覚している以上に疲れている可能性があります。
なんとなく体調が気になる方は、ご来院の際に気になっていることをお伝えください。
少しでも楽な状態でお帰りいただけるよう、その方にあった施術を考えていきます。
今月は都合により、10日(土)、24日(土)をお休みします。
それ以外は、日曜日を除いて通常営業を予定しております。
これまでは主に午前中でしたが、今月からは夕方から出張施術に出ることもあり、ご予約やお問い合わせの電話に出られないことがあります。
その場合は、留守電にお名前と折り返しの連絡先を残していただくか、HPよりメールでお問い合わせください。
写真は、子供たちが児童館で作ったアマビエの木のパズルです。
10月に入ったと思ったら、あっという間に半月経ってしまいました。
今年も残り二か月半です。
最近は、鍼の勉強をきっかけにマッサージの施術も新たな発見があり、施術を見直す機会が増えて、時間があっという間に過ぎていく感じです。
頭に鍼を打つようになって数か月経ちますが、当初の目的でもあった髪の毛の悩みを抱えている方に限らず、過労や寝不足に神経の昂りなどを安らげたり落ち着かせる効果も期待できることが分かってきたため、希望する方や改善が見込めそうな方には、特に問題ないようであればご相談の上、鍼を打たせていただくようにしています。
まだ正式メニューではないため、とりあえず今月いっぱいはモニター価格で行います。
来月以降どうするかは、まだ未定です。
詳しくはメールかお電話、またはご来院時に直接お尋ねください。
正式なメニューに加えることも視野にいれ、いまはいろいろと調べたりして準備しているところです。
その場合、価格は検討中ですが、時間に対して施術料金をいただくマッサージとは異なり、1施術(鍼代込・40~60分)で考えています。
また、神経の昂りを抑えるために手を当てたり、マッサージと鍼の組み合わせで頭への施術を行うこともメニューで考えています。
私自身も知り合いの先生にお願いして、実際に頭への鍼を何回か受けてみました。
毎回ではありませんが、頭の緊張や疲れがとれることで体全体の疲れの回復が驚くほど変わることがあったため、その時はちょっと驚きました。
もちろんこういうことは個人差があるため、同じ人でも体調によって毎回感じ方が変わります。
ただ、持病のある方や金属アレルギーのある方、その他の理由で施術できない場合もありますので、興味のある方は事前にお尋ねください。
昼間見た天気予報では、明後日土曜日は結構冷え込むようです。
体が冷えた自覚がない方でも、湯舟に浸かることで気づく場合があります。
気づいた時にはしっかり時間をかけて湯舟で体を温めたり、熱くて気持ちいい湯温に上げるなどして、体調を崩さない工夫をすることです。
また、外出の際に風や冷気で体を冷やさないよう、着るものにも注意してください。
あと、湿度計を見るようにして、湿度が60%を下回り始めてきたら、意識して水分の補給をするといいでしょう。
風邪をひくことは別にいいと思うのですが、不摂生などで無駄にこじらせる必要はありません。
特別なことをしなくても、ちょっとしたことで不調を回避できるのであれば、日常的に使う身近なものを上手に使って体調管理に役立てられると無理なく続けられていいと思います。
写真は娘が見せてくれた自由帳に描かれていた「いぬ」です。
〒158-0082
東京都世田谷区等々力4 -5 - 11
キャルレノアール
等々力1階
TEL
03-5656-5300