伝 97

 

存在は命の働きを通して存在している

 

 

無機質に見えるものであっても

 

それはまごうことなき命なのだから

 

全存在を通して命を発現させたいのだ

 

 

その内なる声

 

ほど走る光

 

わきでる泉のような形なすあらゆる事象は

 

人間の存在そのものを大きくのみこみ

 

溶かし

 

一体化しながら

 

次の有り様へと流れていくのだ

 

 

一瞬を捉えて理解しようとしてもむだだよ

 

流れに一体となることでのみ理解は可能となる

 

 

そのためのダイナミックさは

 

緻密さと表裏をなしており

 

 

命がけであることが

 

瞬間瞬間の緻密さとして現れてくるのだよ