足裏を地面になじませるように歩く

施術をしていて感じることですが、運動不足で体が硬くなっている方がいらっしゃいます。

 

仕事や日常生活での動きは、癖といってもいいほどに限られており、主に使う筋肉や可動域、力加減など、同じことの繰り替えしになりがちです。

 

そこで習慣的になにか運動を取り入れることで、普段使っていないところまで動かせていると、アンバランスになりがちなところが緩和されたり、血流量が増大したり滞りが改善するため、体調も維持しやすく気分よく過ごせる機会も増えていきます。

 

長い目で見ると、歳を取れば衰えてくるのは当たり前のこと。

 

40代や50代になって、10代や20代の頃のように過ごそうと思っても、そうはいきません。

 

いま何とかなっているとしても、特になにもしないままでは、10年後に今と同じように動けるはずもないのです。

 

人として衰えて、できないことが増えることにより生きづらくなっていくことは当たり前のことですので、年相応という言葉があるのですから、それが嫌ならそうならないよう早めになにか手立てを考え取り組む必要があります。

 

体を動かす、運動する、こうしたことが取り組みとしては一般的だと思います。

 

 

 

施術をしているとき、体の変化を感じ取りながらやっていくのですが、ある箇所を緩めようとしてもなかなか筋肉が緩まないことがあります。

 

そうした場合、そこだけをやっていても大して変わらないことが多く、時間も限られてしまうため、思うような結果が出なかったことが過去何度もありました。

 

しかし、ある程度経験を積むと、勉強してきた知識も活かしながら結果に結びつく施術の仕方が自分なりに見つかってきます。

 

知識はあっても結果が出ないことはよくありますので、結果が出る喜びというのは、やはりやりがいにもなりうれしいものです。

 

この世界に足を踏み入れて間もないころ、「足裏マッサージで頑固な肩こりが治ったことがある」なんて話を患者さんから聞いたことがありましたが、実際に仕事を続けてきて、施術する側としてそうしたことを実感することが何度もありました。

 

皆さんが自分の足裏を触ったとしても、硬さの違いなどは分かりづらいと思いますが、ところどころ硬い方もいれば、まんべんなく固まっている方、表面はやわらかいけれど奥がとても頑固など様々いて、施術を受けにいらっしゃる方の足をみるとなにもしないまま終わらせる気にはなれないことが多いです。

 

運動習慣が無い方は少しずつ体を動かしていけばいいと思うのですが、大して動かさないなりに効率を少しでも上げようとすると、私の場合は上記の経験から足を動かすことがいいと考えています。

 

体はつながりの中で影響しあっていますが、体をいきなり動かしましょうといっても、負担に感じてやる気が起きない人もいます。

 

普段の生活を変えてまでなにかやろう、となれば、なおのことです。

 

ですので、まずできることから考えてみると、普段の生活でやっていることの中で工夫することでしょうか。

 

歩くことは日常的にやっていることです。

 

足は体全体の土台ですから、偏った硬さがあれば筋肉の動きが偏ることで、ふくらはぎや太腿、腰回りから背中や首にかけて、その影響は体全体に及びます。

 

セルフマッサージで緩めるにしても、どこがおかしいのわからない、自分でどこをどうしたいのかわからない、では、やみくもにやっても大して効果は期待できません。

 

しかし、運動不足ということであれば、自分で動けば運動不足は解消されていきますので、改善が期待できます。

 

でも、ただ運動するだけなら、仕事や家事で動いている方はたくさんいます。

 

そうした動きは習慣的な動作であまりエネルギーを使わないようになっているので、いつもよりは動きを意識して歩くことで、すこし体がしなやかになるよう工夫するのです。

 

手や足は、なにかを丁寧に感じ取ろうとすると、自然とやわらかい動作になります。

 

試しに手のひらを動かして肌のツッパリ具合やしなやかさを確認してから、指一本一本や手のひらから甲にかけて、ゆっくりまんべんなく反対の手の指で軽く触れてなぞってみてください。

 

時間にすれば1分ほどでできることですが、感じ取ろうとすることで細かなところまで意識できるため、やる前と比較してみれば、左右の手のひらで感じが違うのはもちろん、人によっては肩の力まで抜ける方もいるのではないでしょうか。

 

やり方はちがいますが、歩く中でそれを足でやってみるのです。

 

足の裏は均一ではありません。

 

遺伝として土踏まずのアーチが深い方や偏平足ということの違いはありますが、日々の生活環境に坂道があるとか、自転車にのる、デスクワークばかり、立ちっぱなし、特殊な動作が多いなど、人それぞれでさらに細かな違いが影響します。

 

以前書いたこともありますが、つま先まで体重をかけて歩いていない人もいます。

 

これは靴の種類によるものもあるでしょう。

 

(余談ですが、時々ご紹介させていただくエコルさんでは、インソールに力をいれていますので、靴を通してアドバイスしてくださいます。ビブラムソールで有名なベアフットの五本指シューズもお勧めです。)

 

それぞれの生活で個性的な動作がなされていますが、最初に書いたように、癖のある偏った体の使い方をして問題が生じているのであれば、一度まんべんなく足裏を使うイメージで、じっくり足裏を感じながら歩く時間をつくるようにしてみてはいかがでしょうか。

 

細かく感じ取ろうとするほど歩く速度はゆっくりになるので、そこは加減を考えてやってみてください。

 

本当に集中すれば、時間にして5~10分ほどを週に2~3回、しばらくやり続けてみるといいと思います。

 

積極的な運動で体が鍛えられるようなこととは違いますが、足全体が多少なりとも柔らかくなり、体が少しでもしなやかになれば、気分が変わります。

 

体を動かすことへの抵抗も減るでしょう。

 

運動する習慣が無い方は、体を動かすことへの意識が変わってきたら、日常的に歩くことを通して自分の体に目を向け続けるだけでも今よりはいいでしょうし、そこで止めないで、他に興味がある運動にシフトしていければ、なおいいと思います。

 

やってみるとわかりますが、普段使っていないところを程よく動かしたり、感受性を高めるようなことに集注することは、けっこう気持ちがいいことです。

 

足をやわらかく使うことで、体全体も少し力がぬけてきます。

 

地に足をつけるという感じがつかめると、歩く実感がこれまでとは変わりますので、興味があれば試してみてください。

 

そうはいっても疲れていてはやる気もおきないものです。

 

マッサージ後に「地面に立てている感じがする」「足が地面になじんでいる」と実感される方もいらっしゃいます。

 

施術に際し、このようなことも含めご要望があれば遠慮なくおっしゃってください。

 

ご希望に添えるよう、取り組ませていただきます。

 

ご予約大歓迎です。

 

お問い合わせをお待ちいたしております。

 

 

 

すこし前は、沖縄や北海道で群発化していましたが、気象庁の発表や各地の小規模の地震をチェックしていると、全国的にやや活発化しているようにも感じます。

 

また、いらしてくださっている方たちとお話をしていると、地震や台風や豪雨で被災した各地域の復興があまり進んでいない印象を受けます。

 

現状についてみなさんからお聞きするお話と夢で見た内容が合致する感じですので、私としては感じている以上に現状は相当悪い可能性があり、復興の遅れによる今後の経済への影響はかなり深刻なものかもしれないと考えています。

 

いらしてくださっている方にはそうしたことも踏まえてお話するようにしていますが、次大きな災害があると、時期や場所によっては、かなり厳しい状況になっていく可能性をはらんでいる感じです。

 

日本に上陸しそうな次の台風はいまのところ見当たりませんが、地震や噴火などは季節に関係なく起こることですし、今後も各地域での悪天候による影響があると思います。

 

仕事に関してお話をする中で、そうした災害や経済の影響もあるのか、けっこう厳しい印象を受ける機会が増えていますので、早めにできることがあればやっておくといいのではないでしょうか。

 

気になる方は、いらしたときにお尋ねください。

 

 

 

今回の写真は息子の絵がネタ切れで、私が書いた「ドーナツみたいな丸」を載せておきます。

 

大きな紙に大きな筆で書くというのは、やってみると大人でもけっこう楽しいものですね。

 

先日は妻と子供たちの3人で上野動物園に行き、2時間半並んでパンダを見たあと、園内もしっかり堪能してきたそうですが、人が多く歩き回っていたため、絵を描く余裕はなかったようです。

 

息子がまたなにか描いたら、ブログ更新時にアップしたいと思います。

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    えこる (土曜日, 13 10月 2018 18:14)

    思いがけずご紹介いただきまして、ありがとうございます。
    私は中敷きをお作りする前に、お客様の足を必ず触らせていただくのですが、様々な状態の足に遭遇します。
    ストレスを感じながら歩いている方の足はカチカチに硬いことが多いです。
    また、フニャフニャしていて冷たい足をコンニャク足と呼んでいまして、運動不足で筋肉が無く、冷えの有る若い女性に多いのですが、同じフニャフニャでも冷えの無い足の方は、なんとマラソン選手でした。
    また、ハイヒールのせいで外反母趾になるよりも、踵の骨が小さいために靴の中で足が滑って変形してしまう方が多いようです。
    足をちょっと触らせていただくだけでも、その方の今までのご苦労が感じられ、より快適に歩けますようにとまごごろ込めて中敷きを作っています。