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自分に向き合うこと

去年の冬至ころにかけて、何ともいえない重苦しい感覚がずっとありました。

 

それが、冬至後まもなく、年明け、2月・・・

 

時間の経過とともに、そうした重苦しさはどんどん軽くなり、最近そうしたことを感じることはありません。

 

そんな中、いらしてくださる方のなかに、ご自身と向き合いつづけてきた結果、ようやく日の目を見るようになった方が現れました。

 

いまもまた別の方が、自分と向き合うことで、一つ大きな壁を乗り越えようとしています。

 

 

 

具体的なことは書きませんが、自分のことをどうにかできるのは、結局自分です。

 

自分をよくすることにより、生きやすくなるのはもちろんですが、その過程で、周りの人たちとのかかわり方を考えることもでてきます。

 

問題になって初めて考えて解決に向けて具体的な取り組みができるので、方向性を見失わずあきらめなければ、やった分だけよくなっていきます。

 

そうした方たちのお話を聞いていると、よくなったことについては自分の実感だけでなく、ある時期から周りの人たちからの対応が変わることでもわかります。

 

生きやすさが増したことがわかる時期です。

 

最初はなれない変化に戸惑うこともありますが、そのことを素直に受け入れることで、さらに自分をよくしていこうという意欲もわいてきます。

 

そこでやめなければいいサイクルに入って、やってよかった、一歩を踏み出してよかった、と、自分とむきあうことの意味を理解し、いまある幸せにさらに気づいていきます。

 

最初の一歩が大変なのです。

 

本当に追い込まれたり、うんざりして心底よくなりたいとでも思わない限りは、なかなか本腰を入れて取り組むことはしません。

 

 

 

いま日本は穏やかに春を迎えようとしています。

 

しかし、世界各地は気候変動のさらなる進展で、各地で見たこともないような被害や変化が起きています。

 

そうした情報を見ていると、昨年以上に過酷な天候や事象が、今年もこれからやってくるのではないかと思えます。

 

 

 

先日ネットで、中間層の給料が20年前と比べて月10万円ほど下がっている、という記事を見ました。

 

TVで放送された画面を添付してあったようでしたが、具体的にいつ放映されたのかもわかりません。

 

しかし、ここ1~2年のことだとして、平均でそれだけ下がっているとすると、貯蓄に回す分も毎年減っているでしょうから、単に月々の給料が減ったということだけではなく、ローンや学費に介護費用など、先のことも考えて計画を立ててきた人にとっては、予定外のことがおきているのではないでしょうか。

 

 

 

日々の生活で想定外のことがなにかとあり、いろいろと大変になってきていますね。

 

そうした中で、先ほどの方たちのように自分に向き合うことができれば、そうした時期も乗り切っていくことができるかもしれません。

 

しかし、皆が同じようにできるとも思えません。

 

本人がやろうと思わないと、何事もできないからです。

 

めげたりくじけたり、ふてくされたり、落ち込んで立ち直れなかったり、そういう状態であきらめてしまうこともあるでしょう。

 

日ごろから何かあったときに対処できる考えのベースを身につけられていればいいのですが、その方たちにしても、何年もかけて学んできたものを即座に活かせたわけでもありませんでした。

 

そうした方たちが変わっていく過程で気づいたポイントは、自分を信じてあきらめないことです。

 

こうした方たちの実体験で得られる経験は、その後の言葉に力を持たせてくれます。

 

 

 

大変な時代になってきていると感じていますが、一方で、それを乗り越えていきそうな人たちの存在に新たな可能性を感じてもいます。

 

あきらめずに信じられる自分でいられるよう、毎日を大事に過ごしていただきたいと思っています。

 

 

 

今週は天候が穏やかどころか、やや気温も高めで一気に春らしくなるかもしれません。

 

すごしやすい日が続くと、お疲れの方は体を休めやすくなると思います。

 

お時間のある方は、この機会に施術を受けて効率よく体をやすめてはいかがでしょうか。

 

週末と来週は予定が順次うまってきています。

 

当日うまることも多いので、前日までにご予約いただければ大丈夫なこともありますが、ご希望の日時があれば、なるべく早めにご連絡ください。

 

 

 

写真は、娘が描いた自画像です。