ゆれ動く世界

梅雨明けしたわけでもないのに、35度を記録するなど、すでに真夏のような日々になってきています。

 

寝苦しい夜を過ごしている方もいるでしょうし、日中の暑さやまぶしさで体力を削っている方もいるでしょう。

 

とにかく、休めるときに休めていくことです。

 

夏日が今年はいつまで続くかわかりません。

 

10月終わりまで続く様なことがあれば、4か月以上も負担の多い日が続いてしまいます。

 

生活環境に日陰を作るなどして、神経がすこしでも休まるようにするのもいいでしょう。

 

今年はよしずを買ってきて、お店の東側に立てかけようかと考えています。

 

昔の家は建物の中に影ができる空間や、目に優しい明るすぎない自然物で作られた壁や天井に床がありました。

 

しかし、最近では白を基調とした明るい空間が人気なのか、そういった傾向はどんどんなくなってしまったように思えます。

 

発達障害と呼ばれる人たちの中には、明るい空間がまぶしすぎてつらい、ということもあるようで、わりと多くの人に「家にいても休まらない」ということが起きているのではないか、と思うお音さえあります。

 

ひざしの強い時期はなおさらです。

 

外に出るときに被災のついた帽子やサングラスなども、日々の刺激から守ってくれます。

 

地道な積み重ねではありませんが、すこし気を付けてすごすだけでも、夜の眠りの質がかわるのではないでしょうか。

 

 

 

いま海外では戦争が始まって、各国を巻き込もうとしている雰囲気もあり、不安を感じている方も少なくないようです。

 

燃料費の高騰があれば、そのまま物価高に直結しますし、経済は一時的に活性化するかもしれませんが、それは立ち位置によってちがってきます。

 

波風たつようなことが増え、その振れ幅もおおきくなっています。

 

年配の方達と話すとき、「あなたや孫の世代は大変そうね・・・」とよくいわれるのですが、他人ごとではないと思い、「ご自身もまもなく(1~2年で)大変さを身をもって知るかもしれませんよ」と話すと、びっくりされます。

 

どこかで、自分は大丈夫、なにかあるけど今じゃない、海外では大変だけど日本は平気、と勝手に思い込んで考えたり調べたりしようとしないのです。

 

これはなにかにつけて起きていることですし、年配の人に限ったことではありません。

 

専門家になる必要はありませんが、いま起きていることが自分の身に影響するかどうか、もしそうならどうして、という程度は調べたり考えるようにしないと、なにかあってから慌てて困るだけです。

 

今後、自分の想定外、想定以上、そういったことが次々起きてくるかもしれませんので、みなさんには心身共に休められるときにはしっかり休めて、日々お過ごしいただければと思います。

 

 

 

昨年、開業して10周年を迎えました。

 

その際にお祝いでいただいた蘭が半年ほど花が咲き続けてくれたのですが、3本あった内の1本の花が終わった枝から、新しい枝が伸びてまた花が咲いてくれています。

 

おもえば開業した頃にもたくさんお花をいただき、蘭もいくつもあったのですが、ことごとく枯らしてしまいました。

 

二度咲きは初めてなので、けっこううれしいです。

 

花をみながら、ときどき穏やかな時間を過ごしています。